大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

消防出初式。災害対応の最前線

昨年の台風災害では、伊達市全域の消防団のみなさんが梁川町に出動し、水の吸い上げ作業に尽力していたそうです。

異常気象で災害への備えは待ったなしです。しかし地域では高齢化や若者の人口流出などで団員確保が難しい状況です。

消防職員をしっかりと配置して災害に強い県土づくりが今こそ必要です。

写真は伊達市ケーブルテレビより

 

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今年こそ希望を持てる政治実現へ!新春街宣

晦日には阿部裕美子さん夫妻、近藤真一市議と保原町天照神明宮(通称:神明さま)で

1月4日には伊達市伊達郡全町をまわり、新春街宣を行いました。

風が強く、途中雪が降ることもありましたが、計50人近い方が集まって「今年も頑張りましょう」とエール交換しました。f:id:oohashisaori:20200127093241j:image

12月議会閉会、宮本県議が反対討論

25日、12月議会が閉会しました。16日間でした。

各議案や請願に対する討論を宮本県議が行いました。今回、自民党から憲法改定の論議を促進する意見書が出され、これには県民連合とともに反対しました。宮本県議は、15日の共同通信世論調査で「安倍政権は憲法改正に取り組むべき」と答えたのは5.2%しかないことを示しながら、国民や県民が求めていない憲法改定の論議を進めることに反対と討論しました。

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県民連合と一致団結

 

閉会後恒例の、知事や議長などとのご挨拶も行いました。

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農林水産常任委員会で現地調査

23日、農林水産常任委員会で現地調査を行い、台風19号で被害に遭った農業施設などを見てお話を聞いてきました。

今日の工程:須賀川市・仁井田大堰➝郡山市・菌床しいたけ施設➝本宮市・揚水機場

 

①仁井田大堰は、滑川の増水で堤防が崩壊し大きな被害を受けました。来年の作付けには間に合うように復旧作業を進めること、今後に備えて川幅を広げることなどが説明されました。今回の災害では川底に土砂が大量にたまっていたことが被害を大きくした一因とも言われていますので、川幅を広げると同時に川底の土砂撤去などの対策も必要だと感じました。

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土のう袋の先まで川幅を広げるとのこと

 

郡山市では菌床しいたけ農家の方からお話を伺いました。藤田川の堤防が決壊し大きな浸水被害を受けました。国の補助事業などを活用して再開に向けて、日々準備を進められているとのことでした。復旧に向けて今ある事業で対応できないところはないか、支援の拡充が必要ではないかと感じ、農家の方から実態を聞かせていただきました。

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本宮市の揚水機場は川の越水により4.5メートルもの浸水被害を受けたそうです。この地域は大きな山がなく、農業をするにはため池や揚水機場が必要不可欠とのことでした。ため池も活用しながら来年の作付けに間に合うように復旧作業を進めているとのことでした。

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浸水して電気系統がすべてダメになってしまいました

今日ある方が、「まず土砂撤去をしなければ復旧作業は進められない。だけど支援事業を待っていては作業が進められない」とおっしゃっていました。

先日の一般質問で明らかになった、環境省の土砂撤去事業や、農水省の農地復旧事業などが活用されにくい現状があるのではないか、と感じました。

引き続き、農家の方の実態をお聞きしながら、離農者が出ないように必要な支援をすることを求めていきたいと思います。