この数年間、毎議会傍聴に来てくださる市民の方が、傍聴内容などをエッセイにまとめています。
さらにその方が、自主的に県議会傍聴を呼びかけ、県議会の案内もしてくださっています。
今日は、県北地域から14名ほど傍聴に来られました。共産党控室にも来ていただき、ごく短時間でしたが懇談もでき、本当に良かったです。
この数年間、毎議会傍聴に来てくださる市民の方が、傍聴内容などをエッセイにまとめています。
さらにその方が、自主的に県議会傍聴を呼びかけ、県議会の案内もしてくださっています。
今日は、県北地域から14名ほど傍聴に来られました。共産党控室にも来ていただき、ごく短時間でしたが懇談もでき、本当に良かったです。
今日から12月議会が始まりました。衆議院選挙後ということもあり、請願がたくさん出されました。
選択的夫婦別姓の実現、現行保険証の継続、米の安定生産と供給に国が責任を持つこと、冤罪の早期解決のための再審制度の見直し、所得税法56条の廃止を求める請願など、共産党が紹介議員になったものだけでも13本が提出されました。
また、毎年12月議会に「ゆきとどいた教育署名」が提出されており、今回は12,685人分の署名とともに、請願が県議会に提出されました。議長との懇談で先生方から、「学校給食を無償にして子どもも保護者も夢を持てるような未来にしていきたい。市町村の格差をなくすために県が役割を果たしてほしい」、「教員の多忙化解消のためには人(教員)を増やすしかない」、「不登校児が増加しているが、子どもに向き合えるような時間こそ必要」など、現場の実態や署名で寄せられた声などを議長と副議長に伝えました。現場の実態は依然として深刻であるとともに、教育費の負担軽減や教員の多忙化解消について、幅広い人たちと協力できる情勢に前進してきていることも報告されました。
こむこむで行われた映画と音楽のつどいへ。
ベトナムに人工透析を寄贈した医師の白岩康夫先生のドキュメンタリー映画と、その後、白岩先生のお話も聞けました。とてもお元気な姿でハキハキと話されており、驚きました。
そのあと行われた橘梁盟さんと吉田佐由子さん(ピアノ)の演奏も心にしみ、音楽や芸術の良さを実感しました。
21日は、霊山で地域の方からの災害対策に関する要望を受けました。佐藤きよじ市議と大橋茂美さんと一緒に行きました。
この地域では2019年の台風19号でも土砂崩れによる被害を受け、それ以前から大雨などによる土砂災害が何度も発生していました。
山の上のほうで田畑をやっている方がいるので、それまでの道の維持管理も含めてその方が担っていてくださるのですが、それができなくなった場合、より深刻な土砂災害となるのではないか、と地域の方が不安を感じていました。砂防ダムなどの案も出され、現場を見させてもらいました。市と県につなぎ、意見をもらうことにしました。
県土の7割が山林ですが、地域の方々の努力で管理されているのが現状だとあらためて痛感しました。災害対策は、人口減少や高齢化などの課題も含めて考えていかなければいけないと強く感じました。
12月議会と来年度の予算要望について、知事に申し入れを行いました。
総選挙結果にも触れながら、自公の政権与党が過半数割れとなった有権者の意思などを踏まえ、これまでの自民党政権言いなりの県政から、県民の命、暮らし、生業を守る県政への転換を求めました。
この日、復興予算の在り方を見直すという国の考え方が示され、知事は「国に対しても、言うべきことはしっかりと言っていきたい」と話しました。暮らしと生業再建で県民の復興を進めること、安全な廃炉に国と東電が責任を持って取り組むことが不可欠で、復興予算はそのために使うべきです。 そのための予算確保を求めました。
原発について、初回のデブリ取り出しが終わり今後も長く続くことから、廃炉作業の安全対策を要望。 女川原発の再稼働強行を受け、あらためて全国の原発ゼロを求めました。
物価高騰対策では、県内事業者が100件倒産したとの報道を受け、倒産・廃業に追い込まない取り組みをするよう強く要望しました。
コメ不足は来年も継続する可能性があるため、備蓄米の緊急放出、農家の戸別所得補償の復活などを求めました。
教育分野では、教員の長時間労働の抜本的な改善、正規教員の増員を求めました。
毎年恒例の予算要望です。今年も町長が対応してくださいました。
要望項目は、命と暮らしを守る、災害に強い町づくり、原発事故、社会福祉、教育、土木、農業、商工業、ジェンダー平等社会など、あらゆる分野について要望し、町長と懇談しました。
町長は、私たちの話を丁寧に聞いてくださり、共感している様子も多くあったように思います。
3歳未満の保育料無料化や小中学校の給食無償化など、私たちが求めてきたことが次々実現しています。今年度から始まった、高齢者への補聴器購入補助は9人から申請があり好評、増額補正となります。次は、若い世代の住まいの確保に向けて取り組みたいと町長。
「県議団でも川俣町の取り組みを参考にさせていただいています」と話すと、「もっともっと使ってください」と後押しをもらいました。川俣町の取り組みに学び、県の施策を前進させていきたいものです。