大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

新潟県・花角知事が原発再稼働を容認。柏崎刈羽原発の再稼働反対緊急アクションに参加

 21日、新潟県の花角知事は、県民の不安などに背を向け東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を容認しました。福島原発廃炉作業がまだまだこれからという時に再稼働は許されません。

 25日は再稼働容認を許さない意思を示すため、新潟県庁をヒューマンチェーン(人間の鎖)で包囲する行動に参加しました。福島県内でも連帯する街頭宣伝が行われました。

 新潟県の行動には新潟県内の他、福島や長野など近隣の県を含めた新潟県外からの参加があり、当初の予想を大幅に上回る1200人以上が参加しました。事前集会の会場は2か所あり、500人以上が入れるものでしたがいずれも満杯、私たちは現地にいながらネット配信で集会の様子を見ていました。会場では歌や楽器の演奏もあり非常に活気のある雰囲気でした。

 当日の参加者の多さに驚き、「再稼働を認めないぞ」と、新潟県民の世論の大きさを肌で感じました。この世論は何年もの時間をかけて築き上げられてきたものだということもよく分かりました。

 花角知事はこれまで(選挙公約も含めて)再稼働の是非は「県民に信を問う」としてきましたが、議会の判断のみを求めると方向転換。12月県議会で諮られる見通しです。知事選挙とその後の県民投票を求める14万人以上の署名をも踏みにじる発言です。避難計画もなし、機械的エラーが続く原発をこのまま再稼働させるわけにはいきません。

 参加者の地声と宣伝カーで知事(県庁)に向けてシュプレヒコールをしました。福島県から新潟県に避難している方や、超党派新潟県議が参加しており、世論の力の大きさに圧倒されました。

 福島県でも、原発事故の被害を繰り返させないために生業裁判などのたたかいがありました。この裁判の結果、追加賠償に支給にもつながりました。最高裁では事故を起こした東京電力の責任が断罪されています。また、福島地裁と仙台高裁では、東京電力だけでなく国にも責任があることが認められました。

 事故の責任のある東京電力は、これまでも数々の不祥事等を起こしており、原発運転の資格はありません。再稼働を認めない、これ以上の被害を生み出さないためにも、柏崎刈羽原発の再稼働中止を求める声を福島県からもあげていきましょう。

事前集会の様子。会場は満杯で、たくさんの人が会場からあふれていました。
県庁前を囲む参加者。参加者のスピーチもありました。

新潟県が行った世論調査の結果。設問には東電が行ってきた数々の「対策」が示されていましたが、それでも「そう思わない」県民が6割。この結果を重く受け止めるべきです。

 

知事申し入れー国の悪政から県民生活を守る取り組みを

 12月議会と来年度予算に関する知事し入れを行いました。女性初の首相ですが、ジェンダー平等に逆行する政治姿勢であり、また軍拡路線が極まり戦後最も危険とも言われていることから、県民の暮らしや生業を守る県政にしていくことがますます重要だということを前提に、各分野について要望しました。

 物価高騰対策は、なんといっても消費税の減税です。高市政権は国民多数の意思に耳を傾けるべきです。

 賃上げ支援も待たれています。9月議会では知事が何らかの支援を行うことを表明しました。岩手県のような直接支援を要望しました。

 医療や福祉、教育、農業予算を確保することが重要です。特に、各地の病院や介護施設等の経営悪化が深刻です。診療報酬を早急に引き上げ、物価高騰に見合うものとするべきです。

 当面の緊急課題であるクマ対策では、国の対策パッケージの活用とともに、県の予算を大幅に増額すること、中長期対策として遊休農地の解消、森林の整備等を求めました。

 また、衆議院議員定数削減にも話が及びました。地方の声がより届かなくなることであり、やるべきではありません。

国境や障がいの有無は乗り越えられるーデフリンピックの開会式に参加

 デフリンピック100年目、日本では初開催でした。21の競技のうち、ほとんどが東京開催ですが、自転車は静岡で、サッカーは福島での開催となりました。試合観戦が無料ということもあり、せっかくの機会なので私もサッカーの試合を観戦し、その後Jヴィレッジで行われたサテライト開会式にも参加しました。

 デフサッカーは健聴者のサッカーとルールがほとんど変わらず、初心者の私でも十分に楽しむことができました。観客席はほぼ満席で、会場が一体となった応援は迫力がありました。スポーツ観戦の楽しさもあらためて感じることができました。

 夕方にはサテライト開会式が始まりました。全体の開会式(中継)が始まる前に、福島県オリジナルの開会式が行われ、霊山太鼓の演奏がオープニングを飾りました。聖光学院の手話部といわき総合高校のフラダンス部の共演による手話と踊りが披露されたときには海外の選手が一緒に踊る場面もあり、音楽や踊り、スポーツは国籍の違いや障がいの有無を簡単に乗り越えることができる力を持っているということを実感しました。ちょうど会場で会った知人と手話で話したり、アメリカの人とも手話で話をすることができ、私自身も手話での会話と国際交流ができてとても有意義な時間でした。

 関係者の方が「障害のある人への理解を深めることはもちろん、サッカーやスポーツを通して共生社会を実現させたい」と熱く話していた姿が印象的でした。スポーツを通した国際交流を進める上でも、外国人排除の思想に反対していきたいとあらためて思いました。

試合終了後、日本代表がサポーター(観客席)に挨拶に来てくれました

サテライト開会式で披露された霊山太鼓

 

宮城県議団が来福ー農業経営・就農支援センターから状況を聞きました

 党宮城県議団が新規就農者確保の取り組みを知りたいと、県農業経営・就農支援センターの視察にやってきました。県議団も同行し、一緒に取り組み状況などを聞きました。宮城県議団のみなさんの熱量が高く、質問もたくさん出されました。センターの方々もとても丁寧に説明してくださり、理解が深まるものでした。(聞き取った内容は、前回の岩渕参院議員との懇談と大きく変わってはいませんので省略。)

 その後、宮城県議団とまったり懇談。宮城の知事選挙のことやお互いの県議会の様子を交流でき、有意義な時間となりました。

センターから聞き取り中

控室で懇談

 

臨時議会―県のクマ対策に関する審議。市町村の要望に十分応えられるよう増額を

 臨時議会が開かれ、任期後半に伴う正副議長選挙など各ポストを決めることと、専決処分されたクマ被害対策予算について審議しました。

 県内でも目撃や被害件数が過去最多となり、緊急の対策が求められています。今回は約3000万円の予算を組みましたが、市町村の様々な要望に応えるには不十分です。予算拡充を求めました。

 合わせて、クマ対策には長期的な視点での対策も求められています。クマが人里に来ずに森で生活できるような森林や緩衝帯の整備など、農林業の再生が欠かせません。長野県箕輪町では「ツキノワグマと共生する森林づくりの研究」に取り組み、森林整備事業などとクマ対策を結んで計画を進めています。

 さて、県議会の正副議長などの各ポストは今回も自民党が独占、「福祉公安常任委員会」の委員長だけは今回も公明党となりました。第二会派(県民連合)が何の役職にも就いていないのはいびつな議会だと思います。他県では第一会派が議長、第二会派が副議長などとしています。今回も県民連合と協力し副議長選挙に臨み、常任委員会の正副委員長はすべて反対しました。

伊達郡議員大会が県に要望、同行しました

 夏に行われた伊達郡議員大会で決議された県への要望を提出する活動に同行しました。はじめに、伊達市伊達郡選出の県議に要望書が手渡されました。

 その後、正副議長、知事(対応は鈴木副知事)に要望書を提出し懇談もしました。

副知事に要望書を手交(亀岡県議は決算審査のため、こちらには参加できず)

 

岩渕友参院議員と各地を訪問ー県内の農業政策や農家から実態を聞きました

 岩渕友参院議員が来福。県農業経営・就農支援センター→二本松市役所→安達農民連で農家と懇談の日程に私も同行しました。

 ①県農業経営・就農支援センター

 法に基づき設置したものだが、県・振興公社・農業会議・JAの4者が同じフロアに常駐しているのは全国唯一。/各農林事務所に寄せられた相談内容もすべてこのセンターに来るようになっている。昨年度一年間の相談は1,300人以上から寄せられ、(センターと農林事務所合計)、同じ人が何回来ても一回でカウントしているので件数そのものはこの2~3倍になるかと。今年は「県内のこの地域でこの作物を作りたい」と具体的な内容で相談されることが増えた。/新規就農の相談者は男女比約7:3、年代別では30代~40代が中心だが、10~80代までと年齢層は幅広い。/物価高騰や土地代の高騰で田舎に目を向ける人が増えている。福島県内で作れる作物の種類が多い、地価も安いというのは就農者にとって好条件と思われる。/第三者継承が大きな課題。継承する側(離農する人)の生活保障が必要。相談対応も含めて、現実を見て厳しいことも言わなければならない。/就農5年目くらいまでは出先農林事務所が重点的に見て回っている/雇用就農者同士の「横のつながり」をつくるつどいやワークショップを実施した。

 

二本松市

 きゅうりのブランド化に取り組んでいるのできゅうりをやるために二本松市に来る人が多い(夏秋キュウリの生産全国トップクラスは須賀川伊達市です)。初期投資も少なく始めやすい/空き家提供、30年以上前からやっている人もいる。農地紹介もしている/就農~定着するうえで、消防団加入など地域のあれこれの役回りとの付き合い方は重要。/市独自の施策として、稲作農家の認定農業者が複数人集まった際にはコンバインなどの購入支援をしている。再生産ができる農業が大事/水田活用交付金、生産者の高齢化が喫緊の課題。/公務も民間も定年延長、退職後に就農するというこれまでの流れが変わるのかどうか今後のセンサスを注視したい/飼料用米の支援が変わらないと飼料用米を作る人が減る、畜産農家が困る/環境保全のためにも農業は必要。若い人もコメ作りに加われるように/山の手入れ不足で熊が下りてきている。狩猟者の高齢化、若者の免許取得は少ない。二本松市としては観光者からの問い合わせが多い「安達太良山は登れますか?」など。

 

③安達農民連

・国の新規就農者支援制度を使っている間は、自己出荷ができない。制度終了後から独り立ちするためには、制度利用中の後半?2年間も自走期間にさせてほしい。/新規就農者は独り立ちした後すぐには収入保険に入ることができない。/県内で後継者が決まっている農家は48%、全国より18%低い?/研修生?受け入れ先の整備と充実が必要。それが新規就農者の定着につながる。/国は農業がもつ多面的機能を見るべき/有機農業の推進のためには、有機農産物を買う消費者を増やす必要がある。消費者に買ってもらうためにも消費者の所得を増やすことが大事/定着に向けたサポートは必要だと思う/親元就農が認められないのはおかしいと思う/小さくて強い農業を目指したい/

 

それぞれの立場からたくさんの話を聞くことができました。立場が違うと見え方も全く違うんだなと。