福島県内の市町村議会では、郡山市や会津若松市、浪江町など、伊達地域では川俣町と桑折町、と会津地方~中通り~浜通りと、すべての地域から汚染水海洋放出反対・慎重の声が広がっています。国連からも!
私も所属しているDAPPE(=平和と平等を守る民主主義アクション。10代~30代の若者グループ)も活発に取り組み、野党の国会議員が参加したオンライン集会や連日の朝宣伝、県への申し入れなど行ってきました。この活動がNHKなどテレビ局でもクローズアップされるなど、世論が大きく動いています。
パブコメの期限も、当初は5月15日でしたが6月まで1か月延期、さらに7月15日まで締め切りが延ばされています。県民、国民の世論に押されているからです。
海に流すことに対する反対も大きいですが、このコロナ禍できちんとした意見交換の場がもてないなかで拙速に「海に流す」と結論を出そうとしていることに対する批判も大きくなっています。
ALPSよりも能力の高い機械もあり、タンクで地上保管もまだできることなどが明らかになっており、国と東電は海洋放出以外の方法を真剣に考えるべきです。
原発事故被災県の知事の態度が鋭く問われています。