県は、コロナとインフルエンザの同時感染拡大に対応できるよう、かかりつけ医でコロナとインフルエンザを同時に検査できるようにするため、164の医療機関(かかりつけ医)とコロナ感染症検査の契約を締結しました。保険診療とするには、県と医療機関の契約締結が条件です。
検体は鼻咽頭から採取し抗原検査を行います。インフルエンザ検査も鼻咽頭から採取するため、一般の医療機関では普段から行っている検査方法で、余り抵抗はないとのことです。
164はどこの医療機関か、医療機関名は医療側の要求で明らかにされませんが、国は公表する方向で動いているとのこと。県内6つの医療圏すべてにまんべんなく配置されるとのことで、発熱等で不安を抱える県民が身近なかかりつけ医で検査が受けられるようになることは大きな前進と言えます。
コロナの検査に関わっては、無症状者の感染を早期に特定できるように、感染リスクの高い医療や介護、障がい者施設、保育所や学校等の面的検査の実施が求められます。