大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

「保原高校定時制の存続を求める会」が結成!署名などに取り組みます

 13日(日)、「保原高校定時制の存続を求める会」の結成集会が開かれ、卒業生やその保護者の方などが参加しました。

 参加者から、保原定時制への思いなどを話して交流。「自分の子どもは中学時代不登校だったが、保原定時制に4年間休まず、部活も一生懸命取り組み、無事に就職することができた」、「自分が通っていた時、給食の先生も含めみんなが優しく声をかけてくれた。保原定時制は、共生社会の縮図のようだった」、「報道を見て、廃止は寂しいと思ったが決まったことだと思っていた。これまでの経過をきちんと知りたい」など、それぞれの思いが語られ胸に迫るものがありました。

 急遽、金子恵美衆院議員も参加してくださり、「卒業生の家族として保原高校定時制は存続してほしい。すべての人の学ぶ機会を保障しなければいけない」と力強く訴えました。

私からは、各地で高校統廃合反対の運動が起きていると紹介し、塙町南会津町、新地町など「街から高校がなくなれば地域が衰退してしまう」と、住民が署名を集めたり県議会へ請願を繰り返し提出したりしており、そうした運動を経て県教育委員会も「要望があれば住民向けに説明会を開催することも可能だ」と答えるようになったことなどを報告しました。

 今後、同会では署名活動に取り組む計画で、次回は10月4日(日)に集会を開く予定となっています。私も力合わせて頑張ります。

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