9月県議会の代表質問初日、神山県議団長の代表質問でした。
コロナ関連では、感染防止のため積極的なPCR検査を行うことや雇用対策として雇調金の延長を求めました。会津医療センターでは15人のクラスターが発生しているにもかかわらず、検査対象は従来通り濃厚接触者など「関係があると医師や保健所が認めた人」のみです。関係があるというのなら、すべての職員などに検査を行うべきです。雇調金の延長については、期限となる12月末で解雇宣告されている労働者もいることから、県として雇用を守るべきと求めましたが「状況を注視する」というだけで、県として労働者を守る姿勢は見られませんでした。
他には、汚染水の海洋放出で知事の姿勢を示すこと、伊達地区特別支援学校の水害対策を求めました。汚染水について知事は、今までと変わらず明言を避けています。しかし県内で40の市町村が反対・慎重との意見書を可決しておりこうした声を受け止めるべきです。
新築される伊達地区特別支援学校について、6月に続き、昨年の台風19号並みの災害で浸水する立地であることについて、校舎のかさ上げを求めました。「床上浸水にはならない」、「電源設備をかさ上げしたから問題ない」とする県教育長に対して、車椅子の児童・生徒もいることを指摘しながら再質問・再々質問する神山県議に、他党派の大物県議からも「その通りだ」と、掛け声が飛びました。