モモのせん孔細菌病や、春先の低温などで実の成りが少なかったことなどから出荷量が昨年の67%まで減少しました。今日の民報新聞より。
県は防除対策として防風ネットの設置や改植のための支援は行いますが、減収した分の支援は何もありません。
収入保険はこうした災害時など減収した場合に活用できますが、青色申告者でなければ加入できないなど農家の実態に合わないものとなっています。
異常気象・天候不順などで農家は大きな被害を受け続けています。白色申告者でも加入できるようにするなど収入面の支援が今こそ必要です。
せん孔細菌病に対しては、特効薬がないため抜本的な対策が取れないことも長年の課題となっています。せん孔細菌病が頻発している福島県でこそ、研究開発費の増額で原因究明・特効薬開発に全力を注ぐことが必要です。