27日、保原高校の存続を要望する会が県教委に署名を提出し、高校改革室長が受け取りました。共産党県議団と県民連合の亀岡県議も同席しました。
参加者からは「保原に定時制があるから自分の子どもも高校に通えると思っていた。なくさないでほしい」、「すべでの子どもたちに学ぶ場を保障してほしい」、「それまで不登校だった子どもが定時制での学びで、やり直すことができた。そういう場をなくさないで」など切実な思いを訴えました。
県教委は、少子化だから統廃合は仕方がない、一定人数の多い学級で生徒同士が切磋琢磨することが必要と答えるばかりで、定時制に通っている生徒たちの実態をきちんと見ていない回答でした。
南会津高校の統合では、懇談会で教育長が「期限が決まっているので計画のまま進める」と、住民の思いを無視して統廃合を強行する姿勢を明らかにし、参加者らからは大きな批判が出されています。