民青同盟が2回目の福大前でのフードバンクプロジェクトを行いました。
前回、あっという間に品切れになってしまったので、今回はお米6キロ、白菜や大根など大量の野菜、日用品もたくさん揃えたようで、並べるのにも一苦労です。
私は、来た学生から状況や困っていることなどを聞く相談係でした。宮本県議も一緒に参加しました。
どの学生も言っていたのは「アルバイトがなくなって生活が本当に苦しい」ということ。困っていることでは、「バイトの収入が減り生活が苦しい」のほかに、「親に経済的負担をかけていると感じる」と回答する学生も多く胸が痛みました。ある学生はバイトで月3万円収入を得ていましたが、バイト先がなくなり収入が途絶えました。「バイト代で生活していたので本当に苦しい。親も大変なので仕送りを増やしてもらうことは難しい。学費を引き下げてもらえたら…」と話していました。
会場に来た学生からは「先輩も生活に困っているので声かけてきます!」、「缶詰やレトルト食品など日持ちする物が特に助かります」など、ほっとした表情で話していたのが印象的でした。
今回は180人以上が利用し、前回の170人をさらに上回りました。あれほどたくさんあった食糧等がすべて学生の手に渡ったわけですが、余らせなくてよかったという気持ちと、学生はそれだけ深刻な状況だということの表れでもあります。
これまでも課題となっていた日本の学費の高さが、コロナ禍であらためて浮き彫りとなっています。国や県は、学費引き下げ、学生への直接支援を早期に実施すべきです。