大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

森会長発言は不適切。日本のジェンダー平等の低さが明らかに

 「女性がたくさん入っている会議は時間がかかる」、「組織委員会の女性ははわきまえておられる」など女性蔑視の発言に、ネット署名も一気に広がっています。

 

 日本はジェンダーギャップ指数121位で、世界的に見ても大きく遅れています。

 福島県では、ふくしま男女共同参画プランで目標を定めており、県の女性管理職の割合は8.0%の目標に対し8.4%で達成をしていますが、全国実績の平均は10%です。審議会については、目標を「いずれの性も40%を下回らない」としており、平成28年度の実績は女性の比率が34.9%です。

 一方、山形県では県が設置する100の審議会や会議のうち、84で女性が委員の半数以上を占めているそうです。県管理職の女性比率は11.4%と全国平均をも上回っています。現職女性知事は、山形県と東京都の2県のみです。