大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

梶山経産大臣来庁、海洋放出撤回を求めスタンディング

 今朝、菅首相原発汚染水の海洋放出を決定しました。その説明のために梶山経産大臣が来県、知事と議長に報告をしました。その後、県漁連などにも行くことになっています。

 東電は2015年、「関係者の理解なしには、いかなる処分も行わない」と約束したにも関わらず、自らその約束を反故にするものです。この点について、梶山経産大臣は「理解が得られるよう最大限努力する」と述べましたが、決定の前に理解を得るために努力をすべきだったのではないでしょうか。これでは、政府が決めた結論を国民に押し付けるだけです。

 梶山経産大臣から報告を受けた内堀知事は「内容を精査してから意見を言う」と述べたのみで、曲がりなりにも知事はこれまで「国が決めたら意見を言う」と答弁していたのに、決めた後ですらまともに意見を言わない姿勢に唖然としました。

 梶山経産大臣の来庁に合わせ、県庁正門前で「海に流すな!市民会議」や復興共同センター、DAPPEなど有志の市民らでスタンディングを行いました。参加者からのリレートークやコールで抗議の思いを示しましたが、大臣は裏口から県庁に入っていきました。

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