大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

検査・医療体制の強化など、コロナ対策で県に申し入れ

 みんなで新しい県政をつくる会で、急きょ県に申し入れを行い、PCR検査・変異株の検査や分析を拡充すること、病床確保と運用の仕方、ワクチン接種について、県の情報発信について、オリパラの中止などを求めました。

 会津若松市を中心に感染急拡大が止まりません。県内の病床使用率は初の8割超の84.9%となっています。内堀知事は今日の定例記者会見で「広域的な入院調整が困難になっていて、基礎疾患のある人でも入院できないケースがでてきている」と明らかにしました。

 5月9日までの一週間の感染状況は、人口10万人当たり会津若松市では122.7人となっており、同期間の東京は40.4人なので、約3倍です。深刻な事態となっている大阪は68.3人と比較しても約2倍となっており、会津若松市がいかに過酷な状況かということが分かります。

 また、県はPCR検査可能数を6000件まで引き上げましたが、検査実施数は最大で2108件に留まっており、この数を抜本的に引き上げて会津若松市を中心とした感染拡大を抑え込む必要があります。

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