県議団で国見町、月舘町で被災した農家の方からお話を伺いました。
国見町の桃農家の方は「幸い、摘果作業がこれからなので、より傷の小さい実を残しながら生育状況を見守りたい」と話していました。
月舘町ではピンポン玉くらいの大きさの雹が降ったようで、桃の実がえぐられるなど果樹や野菜への被害が甚大です。去年は凍霜害を受け、2年続けて被災した桃農家の方は、共済にも保険にも未加入でした。「加入を検討していた矢先に雹の被害。子育て中なので2年連続のこの被害は厳しい。」と落胆した様子でした。「直接支援があればとても助かる」との切実な声でした。他の農家の方は、ハウスのビニールに大きな穴が開く被害を受けた方もいました。波型の屋根(プラスチックトタン)の建物被害もありました。
また、肥料や農業資材の異常な価格高騰が追い打ちをかけており、農家経営は一層厳しさを増しています。
相次ぐ自然災害に加え、後継者不足や高齢化などの課題もあり、離農者を出さないように農家への支援強化が必要です。