大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

「春をよぶ講演会」-福祉の充実、学費軽減・教員増員は平和への道

 憲法九条を守るだて女性の会が「春をよぶ講演会」を開きました。「平和・いのち・人権」と題して、元・桜の聖母短大教授の二瓶由美子さんが講演を行いました。

 個人の幸せだけに埋没せず、多くの女性や次の世代のために生きた女性として、来年春の朝ドラのモデルである三淵嘉子さんや梁川町出身の渋谷黎子さんを紹介し、自身の生い立ちにも触れながら、女性の権利向上についてもお話しされました。

 二瓶先生は現在も教壇に立っており、現行憲法制定に向けた当時の話をすると「偏っている」と学生から言われることもあるが、同時に「戦争になれば駆り出されるのは自分だ」と感じている学生が増えているとも感じていると話していました。

 岸田政権が福祉を切り捨て、教育予算を貧弱なままにしているのは戦争のためであり、「戦争は暴力。権力者やそれでもうかる企業が喜ぶだけ。戦争ほどムダなものはない」と。憲法九条を守るのはもちろんですが、24条(家制度・男性支配の否定、ジェンダーの視点)を守ることは、戦争をさせないことにつながっていると話し、平和を守る連帯を強めようと呼びかけられました。

 金子恵美衆院議員からメッセージが寄せられ、紹介されました。

 岸田政権の大軍拡を今こそストップさせるため、多くの方と手をつないで様々知恵を出し合いながら頑張っていきたいと思います。