大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

伊達郡町議員大会で空き家対策について勉強。他自治体の先進例に学んだ取り組みを

 伊達郡3町の町議会議員大会が国見町で開催され、県議も3人そろって参加しました。平成の大合併以前は、飯野町伊達市の5町も入って全9町で議員大会を行っていましたが、現在の3町での議員大会は平成18年から、今回で19回目となりました。

 来賓挨拶では「この3町は合併せず自立の道を歩んできたが、それが正解だったという有識者もいる」など、自主独立や住民自治について触れられていたのが印象的でした。

 講演会は、福島大学の岩井秀樹教授が空き家対策について講演。3町の議員・町長と一緒に講演を聞きました。空き家や空き店舗の対策・利活用は、各町やその地域の実態から出発することが大事と。今、若手の起業家などは大規模なビジネスよりも小規模なスモールビジネスを選んでおり、自分の暮らしと仕事をいい具合に両立させるスタイルが増えています。そうした起業家などが空き家・空き店舗の利活用にスムーズにつながるような仕組み構築が必要です。民間だけでは地域との信頼関係構築に時間を要すため、課題もあります。行政など公的な分野の役割発揮が求められています。内容がとても充実していて、1時間の講演がとてもあっという間に感じられました。

講演する岩井教授