大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

9月議会に向けた政調会。説明内容がますます希薄に

 今日は政調会でした。事前に配布された各部局の説明要旨は、1部局A4の半ページくらいで、いつにもまして報告の文章量が少ないと思いました。

 さらに、当日デブリ取り出しが失敗したと10時には記者説明もされていたのに、10時半から始まった政調会で危機管理部は「取り出し作業が開始された」との説明のみ。ネットでも情報が出回っていたので、当然説明があると思っていましたが、、、驚きました。

 6月議会で明らかになった「パートナーシップ」制度については報告がなく、質問するとパブコメなどの経過報告に留まり「説明要旨に書かれていない内容なので(この場では回答できない)、個別に説明します」と。

 くろがね小屋の改修については、当初予算の約3倍の29億円になるとの報告。資材高騰や工事現場作業員の休日保障などで工期が伸びたことなどによるとの説明でしたが、これほどまでに高額になるものかと思います。

 災害対応で、郡山市のビッグパレットに自立型水洗トイレを試験導入することに。能登地震などをふまえ、上下水道が破損してもトイレが使えるようにとのことですが、1台1000万円と高額です。トイレトレーラーやバイオトイレコンポストトイレ)など、より安価で、数多く導入できるものも検討すべきです。

 説明要旨にはありませんでしたが、川俣高校の寮整備について、町に負担はさせず県が責任を果たすよう要望しました。