大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

都市計画審議会、いわき湯本駅前開発に疑義の声

 今日は都市計画審議会があり、いわき湯本駅前開発に伴う道路の付け替えなどの議案が提出され、それに関する意見書および口頭陳述に対する賛否が問われました。

 寄せられた意見は120件ほどで、関心の高さがうかがえます。市の説明では、これまで住民説明会や意見交換会を行ってきたそうですが、依然として疑問や批判の声が上がっており、そうした声に市がどう対応していくのかが問われています。

 口頭陳述は3人の方が。「道路の変更で事故や渋滞が増えるのではないか」、「水害の危険性がある」、「市の説明や合意形成が不十分」、「道路の安全確保に不安がある」、「コンサル業者との癒着があるのではないかと不信」、「情報が限られているなかで決定していいのか」など、どれも地域で暮らす人ならではの視点の意見で、まだまだ不安がある状態なのだと思いました。

 陳述者の話した内容と市の説明は矛盾していることが多く、私は非常に疑問に思ったのですが、他の委員からはほとんど質問がなかったことも驚きでした。

 意見書に対する賛否の結果は、賛成1、反対12と、再考を促す結果とはなりませんでした。