国見町が町村合併から70年を迎え、記念式典が開催されました。
国見町は、昭和29年(1954年)3月31日、藤田町、小坂村、森江野村、大木戸村、大枝村の一部が合併して誕生しました。町名は「国を見はるかす町」という意味が込められていると聞いたことがあります。
冒頭放映されたこの70年を振り返るショートムービーには、その時々の暮らしが分かる写真が使用されていて、白黒だったものをAI技術でカラーに変えたそうです。
閉会後、書家の前田鎌利さんとくにみ幼稚園児が一緒にパフォーマンス。前田さんが書いた「樹」という字のまわりに、子どもたちが色を付けた手でぺたぺたと装飾。色は、桃のピンク、柿のオレンジなど国見町を表す5色が使用されました。子どもたちが自由にぺたぺたと手形を付ける様子に、会場全体が穏やかで優しい空気となりました。子どもたちがこの先もすくすくと育っていけるような社会をつないでいきたいと思います。