今日から12月議会が始まりました。衆議院選挙後ということもあり、請願がたくさん出されました。
選択的夫婦別姓の実現、現行保険証の継続、米の安定生産と供給に国が責任を持つこと、冤罪の早期解決のための再審制度の見直し、所得税法56条の廃止を求める請願など、共産党が紹介議員になったものだけでも13本が提出されました。
また、毎年12月議会に「ゆきとどいた教育署名」が提出されており、今回は12,685人分の署名とともに、請願が県議会に提出されました。議長との懇談で先生方から、「学校給食を無償にして子どもも保護者も夢を持てるような未来にしていきたい。市町村の格差をなくすために県が役割を果たしてほしい」、「教員の多忙化解消のためには人(教員)を増やすしかない」、「不登校児が増加しているが、子どもに向き合えるような時間こそ必要」など、現場の実態や署名で寄せられた声などを議長と副議長に伝えました。現場の実態は依然として深刻であるとともに、教育費の負担軽減や教員の多忙化解消について、幅広い人たちと協力できる情勢に前進してきていることも報告されました。