宮川県議の一般質問です。代表質問ができないことの意味合いを毎回痛感します。
国が復興加速化交付金の見直し・縮小を検討するとした件について、大型建設などのためではなく、県民の暮らしと生業の復興を進めるための財源を確保すべきと指摘しました。知事は、医療や介護、子育て支援等の財源確保を求めると答弁しましたが、これまで国が行ってきたことは避難者の住宅支援や医療介護の減免打ち切りです。今後、浪江町に建設される国際研究教育拠点(F-REI)に、どれだけ膨大な予算がつぎ込まれるのか明らかになっていません。被災県民により沿うべきだと指摘しました。
原発事故によって、福島県の少子高齢化は全国より10年も早く進んでいること、若い女性の県外流出が全国一多いことなどにしっかりと向き合い、福祉施策を拡充すべきです。
宮城県の女川原発の再稼働について、再稼働中止を求めるべきと質しました。女川原発は避難経路すら確保されておらず住民の反対も大きかったにもかかわらず再稼働を強行しました。国のエネルギー政策の中で判断されるものと他人事で、とても原発事故の被災県とは思えない答弁でした。