大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

農民連の講師を招いて、お米問題学習会

 お米がない、高い、その原因はこれまで農家いじめの政治が続けられてきたからだとお気付きの方も多いのではないでしょうか。今日は、農民連副会長の佐々木健洋さんを招いてコメ問題の学習会が開かれました。小山田ともこさんも参加し、あいさつ。

 

 コメ農家の2021年、2022年の所得は時給10円。小規模農家はそれよりも低いため赤字です。定年退職後、自分が所有する田んぼを荒れさせないようにと水稲を始めた方は、貯金を崩して農業をやっていると話していました。そういう状況では、コメ農家になりたいと思う人、後継者となる人が減っていくのは当然です。佐々木副会長は「小泉大臣がいう5キロで2000円のお米は、時給10円のコメ作りをさせるということだ。」と話します。農家だけでなく消費者も力を合わせて日本の食と農業を守っていくことが大切だと感じました。

 政府は、コメが足りないなら輸入米で対応すればいいと言いますが、日本政府がアメリカから輸入しているミニマムアクセス米は、輸入する義務のないものです。しかし毎年77万トン輸入し飼料用米にしています。ミニマムアクセス米を高く買って安く売るため、毎年300~470億円の差損が発生、その対応は当然国民の税金です。そのお金があるなら日本の農家・農業を守ることに活用すべきです。

 世界(アメリカやEU)の農業予算は4.7~7.5倍も増えていますが、日本は0.76倍、減少しています。さらに農業所得に占める直接支払いの割合も世界のほうが高いです。スイスは92.5%、ドイツは77%、フランスは64%、一方日本は30.2%です。スイスは、農家が山や土地を守り、それが国境を守ってきたことなんだそうです。日本でも、県土・国土を守っているのが農家です。農家の高齢化や人手不足により、耕作放棄地が広がりイノシシなど鳥獣被害の増加につながっています。農家の方々が生産するということは、私たち国民の食を守るだけでなく、国土も守ることです。国や県の手厚い後押しがあって当然だと思いました。

 食べ物とエネルギーの地産地消に取り組む農民連の活動紹介もあり、とても元気の出るお話でした。

佐々木副会長の話、とても面白かったです