大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

廃炉機構主催の「廃炉に関する対話」集会-廃炉を進める上でも信頼関係の構築が必要

 福島市で17日に行われた、原子力賠償・廃炉等支援機構主催の「廃炉に関する対話」に県議団そろって参加しました。

 この日は、廃炉に関する技術面での説明が中心で、それが30分程度あったのちに質疑応答でした。原子力規制員会の委員長だった更田氏も説明者として参加し、参加者の質問に答えていました。

 廃炉は2051年に完了するとされていますが、デブリの取り出し期間は当初計画よりも延長されました。また、デブリ取り出しのための構造物建築やそれに係る現在の敷地内の片づけにも10年単位でかかるとされており、当初計画の2051年完了はかなり厳しい状況なのではないかと思います。当日の参加者からもその点についての質問が相次ぎました。更田氏は「来年いっぱいで技術的な情報をそろえて、再来年には判断できるのではないか」、「事故の直後に決めた目標をいつまでもと思っているわけではない」と話しました。これまでの国の姿勢からは若干現実味のある話に移行しつつある様子が伺えました。

 また更田氏は「決定事項の説明ではだめ。こうした対話を重ねて県民参加の在り方を検討したい」と発言され、今後開催される各地の集会に参加者を増やすことは重要だと思いました。

 他の参加者からは、「石棺方式についてどう考えているのか」、「デブリ取り出しに向けた構造物建築に係る予算はどのくらいと試算しているのか」などいろいろな角度からの質問が出されました。東電や国は、オブザーバー的に参加していました。