大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

デフリンピックを契機に、共生社会の実現を福島から!-議員勉強会

 今回の議員勉強会は、11月に行われるデフリンピックサッカー日本代表である林選手と、フリーで活動する手話通訳士の保科さんが講演。

 手話の挨拶や相槌の打ち方などを最初に教えてもらい、講演がスタートしました。

 今回のデフリンピックは東京がメイン会場、その他の会場では静岡県自転車競技が、福島県でサッカー競技が行われることとなっており、地元で競技観戦ができるのは貴重だと思いました。

 また、福島県はJビレッジが会場となることから、震災から今までの歩みも多くの来場者の方に発信していく必要があると思います。デフリンピックの理念の一つに、「”誰もが個性を活かし力を発揮できる”共生社会の実現」があります。この実現のためには、デフリンピックを一過性のものとしてはいけない、共生社会の実現に向けた一歩としていく必要があると感じました。

 林選手自身の経験も話されましたが、印象的だったのは「障害(障壁)は社会が作っている」という言葉です。映像に字幕を付けることは聴覚障害者だけでなく加齢などにより耳が聞こえにくい人が内容を理解する際にも役立ちます。最近は映画上映でも様々な障害がある人も映画館で映画が楽しめるようになってきましたが、上映回数が限られています。一つひとつのバリアをなくしていくことで、障害も一つの個性となる、と話していました。

 また、手話通訳の保科さんは、「通訳として選手の近くにいることで、自分の力だけではいけない世界に行くことができる」、「手話はみんなが場を共有するために必要なこと」だと話していました。

 勉強会終了後に個別に質問をさせてもらいました。共生社会実現のためにどんなことが必要かお聞きすると、「手話を学ぶ機会を作ること。アメリカでは聞こえる人も手話の勉強があった。日本でもそれが当たり前になるようになってほしい。手話を学ぶことで、聴覚障害者の可能性はもっと広がる」という趣旨のお話でした。また「手話通訳は聴覚障害者がいる場合だけでなく、いつでもいるというのが当たり前になってほしい。講演会でマイクを準備するのと同じように」と話されており、手話通訳士の活動の場がもっと広がることは、若年層の手話痛通訳士育成の面でも重要だと感じました。