岩渕友参院議員が来福。県農業経営・就農支援センター→二本松市役所→安達農民連で農家と懇談の日程に私も同行しました。
①県農業経営・就農支援センター
法に基づき設置したものだが、県・振興公社・農業会議・JAの4者が同じフロアに常駐しているのは全国唯一。/各農林事務所に寄せられた相談内容もすべてこのセンターに来るようになっている。昨年度一年間の相談は1,300人以上から寄せられ、(センターと農林事務所合計)、同じ人が何回来ても一回でカウントしているので件数そのものはこの2~3倍になるかと。今年は「県内のこの地域でこの作物を作りたい」と具体的な内容で相談されることが増えた。/新規就農の相談者は男女比約7:3、年代別では30代~40代が中心だが、10~80代までと年齢層は幅広い。/物価高騰や土地代の高騰で田舎に目を向ける人が増えている。福島県内で作れる作物の種類が多い、地価も安いというのは就農者にとって好条件と思われる。/第三者継承が大きな課題。継承する側(離農する人)の生活保障が必要。相談対応も含めて、現実を見て厳しいことも言わなければならない。/就農5年目くらいまでは出先農林事務所が重点的に見て回っている/雇用就農者同士の「横のつながり」をつくるつどいやワークショップを実施した。
②二本松市
きゅうりのブランド化に取り組んでいるのできゅうりをやるために二本松市に来る人が多い(夏秋キュウリの生産全国トップクラスは須賀川と伊達市です)。初期投資も少なく始めやすい/空き家提供、30年以上前からやっている人もいる。農地紹介もしている/就農~定着するうえで、消防団加入など地域のあれこれの役回りとの付き合い方は重要。/市独自の施策として、稲作農家の認定農業者が複数人集まった際にはコンバインなどの購入支援をしている。再生産ができる農業が大事/水田活用交付金、生産者の高齢化が喫緊の課題。/公務も民間も定年延長、退職後に就農するというこれまでの流れが変わるのかどうか今後のセンサスを注視したい/飼料用米の支援が変わらないと飼料用米を作る人が減る、畜産農家が困る/環境保全のためにも農業は必要。若い人もコメ作りに加われるように/山の手入れ不足で熊が下りてきている。狩猟者の高齢化、若者の免許取得は少ない。二本松市としては観光者からの問い合わせが多い「安達太良山は登れますか?」など。
③安達農民連
・国の新規就農者支援制度を使っている間は、自己出荷ができない。制度終了後から独り立ちするためには、制度利用中の後半?2年間も自走期間にさせてほしい。/新規就農者は独り立ちした後すぐには収入保険に入ることができない。/県内で後継者が決まっている農家は48%、全国より18%低い?/研修生?受け入れ先の整備と充実が必要。それが新規就農者の定着につながる。/国は農業がもつ多面的機能を見るべき/有機農業の推進のためには、有機農産物を買う消費者を増やす必要がある。消費者に買ってもらうためにも消費者の所得を増やすことが大事/定着に向けたサポートは必要だと思う/親元就農が認められないのはおかしいと思う/小さくて強い農業を目指したい/
それぞれの立場からたくさんの話を聞くことができました。立場が違うと見え方も全く違うんだなと。