選挙結果報道で「自民圧勝」という文言が並んでいます。実際の得票率も合わせて見ておくことが大事だと思いましたので、前衆院議員・宮本徹さんのXを参考に、以下紹介します。
衆院選結果は「自民党大勝」との報道が連日されていますが、比例代表選挙での自民党得票率は36.7%に過ぎません。比例代表での得票率で議席数を当てはめたのが下表です。自民党の場合、得票率36.7%なので173議席、共産党は得票率4.4%なので20議席獲得となります。
今回の選挙で自民党が多数の議席を占めたのは、小選挙区制の歪みも大きな要因となっています。自民党は獲得議席のほぼ8割を小選挙区で得ています。小選挙区制は1人しか当選しないため、投票数の50%前後が議席に結びつかない死票となってしまいます。今回、小選挙区で自民党の得票率は49・2%ですが、議席獲得は86%にのぼります。憲法学者の上脇博之さんは小選挙区制について、「民意の正確な反映を歪めてしまう」と話しています。
また、多数を占めたからといって、なんでもやっていいという訳ではありません。投票に行くことと合わせて、普段から多くの国民の目でチェックしていくことが重要です。
