今日(19日)付の毎日新聞です。
地方版のページだったかと思いますが、写真も入り大きく取り上げていただきました。
機会があればみなさんもご覧ください。
今日、初質問となる一般質問に登壇しました。今まで私が見てきた実態や聞いてきた声が伝わるような質問にしたいと思い、党県議団の先輩方の協力も得ながら準備をしてきました。
質問内容は、①台風19号等からの生活再建について、②高校統廃合について、です。
台風被害の土砂災害に関しては国の支援制度があることが分かりました。
農地被害に関しては、40万円以上の復旧事業費の場合、13万円以上40万円未満の場合も国から補助が出ます。
流木やがれきが混ざった土砂撤去も国の支援制度があります。今回は97.5%を国が負担し残りは市町村が負担しますので個人負担はありません。
ぜひ広く活用いただきたいと思い、おおまかではありますが取り急ぎ内容を紹介します。
傍聴には阿部裕美子さんも来て激励してくれました!
傍聴に来て下さったみなさんとにぎやかに懇談しました。みなさん「よくがんばった!」、「実態がよく見える質問だったよ」と励ましてくださいました。
3日、県独自の支援が決まりました。なぜもっと早く決断できなかったのか疑問は残りますが、先月5日の記者会見では「県独自の支援は検討しない」と表明していましたのでそこから考えれば大きな前進です。
今回の決断の背景には、県民の声があったからこそです。選挙をたたかうなかでも「被害の実態をみてほしい」、「他県のように支援が必要」という声が多く寄せられました。
被災された方が一日でも早く生活と生業を再建できるようにさまざまな支援が必要です。引き続き、支援制度の創設や拡充を求めていきます。
28日、宮本しづえ県議、二瓶勇雄さん(元市議)と台風被害の調査で梁川町に行きました。梁川町は、阿武隈川の県内最下流地域でもあり、その支流である広瀬川、塩野川が流れています。川の越水で町の中心部が浸水し、多くの家屋や商店が被害に遭いました。山間部では土砂崩れや道路・橋が崩落し、町全体が大きな被害を受けました。
初めに、広瀬川・塩野川周辺に行き、浸水被害に遭われた方からお話を聞きました。「1階部分は浸水、今は2階で生活している。浸水被害に遭えばどこも再建にかかる費用に大差はない。支援も差をつけないでほしい」との要望がありました。
梁川町と宮城県丸森町の間に、猿跳(さるぱね)という大きな岩があり川がぐっと狭くなっている、このため川が氾濫しやすいという箇所を見てきました。
今も多くの方が避難している寿センターにも行きました。「10cm足らず大規模半壊と認定された」という方には再調査ができることをお伝えし、「ペットと避難できるようにしてほしい」「夫が大工なので自力で自宅を直すつもり。そういう時は支援制度を受けられないの?」など寄せられました。
避難所に身を寄せている方も、被災した自宅の2階で暮らしている方も、「今は一番家電が必要」との声。
今ある支援制度がなかなか知られていない状況です。また、支援制度の拡充や県独自の支援制度を作るなど、被害の実態に見合った支援が求められていることを実感しました。