大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

県民連合の代表質問

 代表質問2日目。今日は県民連合が登壇しました。

 途中、病院内でのいろんな予定が入り、答弁を聞き逃したところも多々。あとで答弁書を見ておきたいと思います。

 前進面だと感じたのは、就農者への支援です。空き家の紹介、中古機械のあっせん?、軽トラリース助成などを市町村が行った場合、県がそこに補助をするようです。退職後、就農した人も対象にするとの答弁でしたが、移住した人に限定?

 移住せずとも先祖代々の土地を守るため、退職後に農業を始める方はいます。「退職金や貯金を費やして農業を頑張っている」との声を聞いてきました。移住かどうかに関わらず、農業に携わっている人への支援が必要です。

 

 今日で代表質問は終わり、来週からは一般質問です。共産党は神山悦子団長が、3月4日に登壇します。

 現在、代表質問ができる「交渉会派」は自民党と県民連合の二つの会派のみです。どちらも知事を支える県政与党ということもあり、県が行う施策の後押しが基本です。

物価高騰から県民生活をどう守るのか、全国的にも(福島県は特に)コロナ感染拡大で10波といわれている今、医療機関や県民の健康をどう守るのかが問われています。

原発事故からまもなく13年、避難地域の医療費などの減免打ち切りは被災者の暮らしに大打撃です。除染など復興のあり方、能登半島地震で明らかになった原発の危険性などへの指摘を行うべきですが、こうした質問は2つの会派からは出されませんでした。