大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

6月県議会、神山県議の代表質問。知事は、汚染水海洋放出「撤回」を名言せず

 代表質問1日目、神山悦子県議が代表質問を行いました。

 知事に対して、岸田政権の軍事費増強の影響から県民生活を守ること、汚染水海洋放出に向けた地下トンネル工事の事前了解は、事実上、海洋放出の了解になるのではないかと質問。軍事費増強については「復興予算も含め一般会計予算の確保を国に求めていく」との答弁で、県民生活への影響などには一切触れませんでした。しかし軍事費が2倍は、消費税で言えば2%の増税、医療費の自己負担が6割に引き上げられるなど、県民(国民)生活に大打撃になると指摘されており、そうした実態に目を向けない答弁と言わざるを得ません。

 汚染水海洋放出のための工事の事前了解について知事は「あくまで技術的な了解であり、県民の理解が得られるよう丁寧な説明と対策を求める」と、これまでの立場を繰り返しました。事前了解と県民の理解は違うと言うなら、県民の理解が得られていない海洋放出は行わないようハッキリと国・東電に知事が伝えるべきですが、知事は依然として態度を明らかにしません。

 10月13日告示、10月30日投票で、県知事選挙が行われます。国言いなりの県政を転換するために力を尽くします。