党川俣町委員会主催で「働き方学習会」が開かれ、県労連の斎藤富春議長が講師となり、社会全体の状況と労働者の現状について報告されました。
日本は世界3番目の富裕層大国である一方、この22年間で賃金が下がり続けており、預貯金ゼロ世帯が23.6%(単身者は38.0%!)など、貧富の格差が拡大しています。コロナ禍で非正規を中心とした労働者の解雇などが増えており、福島県では見込みも含め1000人を超えており、深刻な状況です。
長時間過密労働が蔓延している日本と、フランスの働き方の対比も示されました。
フランスは…
・週35時間労働制➝残業含めて39時間以上はダメ。残業代は高いがその分、残業代への課税も高いため、労働者も企業もメリットがない。
・基本的に土日は営業禁止。営業する場合は、自治体の許可、従業員に2倍の賃金、代休の付与が必要。
・誰でも最低一か月以上のバカンスがあるなど、オンオフの区別が明確。「仕事後の職場仲間との一杯はありえない」、「夕食は家族全員揃うことが常識」など。
あらためて日本の労働者の過酷さを学びました。
今の若い世代がこうした過酷な状況で働いていること、こういうときこそ共産党の出番だと交流し、次のアプローチを計画中です。