大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

農民連が12回目の政府東電交渉 100人の参加者で不当な賠償打ち切りに抗議

県農民連が毎年東京で行っている政府・東電交渉に県議団全員で参加。当日は県内から100人が参加、みなさんと一緒に抗議と怒りの声をあげてきました。
凍み餅やあんぽ柿生産農家、漁師の方を中心に賠償問題で東電と交渉するなかで、農業分野では具体的な被害が今も続いていることをあらためて実感しました。この内容で何度か交渉を重ねているにも関わらず、東電は誠意ある回答をしないばかりか「別な産地のものを使えばいいだろう」など、生産者の思いを踏みにじる対応で賠償を打ち切ろうとしていることに対し、会場からは怒りの声が相次ぎました。
この東電の不誠実な賠償対応には、同席した経産省職員もさすがに東電の対応は甘いと言わざるを得ませんでした。
国の原発回帰・汚染水海洋放出についても、事故の反省もなく、県民・国民の声を聞かずに強行している政府の対応に講義の声をあげました。
12年間、毎年続けてこられた農民連のみなさんに心からの敬意を表するとともに、こうしたたたかいで多くのことを切り拓き勝ち取ってきたことを実感しました。

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