学生から「議会でのパートナーシップ制度の取り組みについて聞きたい」と要望が出され、懇談しました。
いわき市の高校生が署名に取り組み、5228人分の署名を市に提出。県議会では、他会派がその活動を紹介しつつ、パートナーシップ制度の実現を求めました。党県議団は、当事者の人たちからも話を聞いて、毎回の知事申し入れや質問で取り上げています。
また、全国で、県としても市町村としてもこの制度を導入していないのは、宮城県と福島県だけと取り残されていました。
しかし来月(来年1月)から伊達市が、パートナーシップ・ファミリーシップ制度を導入することになります。やっと県内でも制度が実現します。(詳しくは伊達市ホームページをご覧ください→パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度を導入します! - 福島県伊達市公式ホームページ)
福島市では6月から導入予定、富岡町は県内でいち早く導入表明をしています。
「この制度をやれない理由はないと思うけど、制度が必要ないと思う人の意見も知りたい」
「パートナーシップは同姓同士の婚姻のことだけど、そもそも好きな人と結婚できないということで考えてもらえれば、いろんな人に理解してもらえるんじゃないか」
「トイレや銭湯利用時のことなど、性的マイノリティと女性の対立構図が作られているけど、その背景には性犯罪がある。一人ひとりが不安を感じずにいられる社会実現が必要」
「そもそも婚姻制度のあり方が問われていると思う」
など、いろんな意見が出て2時間近く話し合いました。
それぞれがざっくばらんに、普段感じていることを話せたこともよかったと思いました。