31日投開票の衆議院選挙で、福島1区、3区、4区で野党統一候補が当選、2区と5区でも自民党のベテラン前職を相手に善戦健闘し、2区の馬場候補は比例復活当選を果たしました。全国的には立憲民主党や共産党が議席を減らす中、県内では5つの選挙区中3つで野党統一候補が自民党に勝利したということは、野党共闘の効果と言えるのではないでしょうか。
県内で初めて日本共産党からの野党統一候補としてたたかった熊谷智さんも得票率37.3%を獲得。共産党の総選挙区候補の中では、全国で3番目に高い得票率となりました。5区では野党共闘の効果とともに、原発事故から10年半が経過しても復興が進まない現状や原発汚染水の海洋放出など、福島切り捨てを進める自公政権への批判が県民の間に存在していることの証だと思います。
比例代表では、目標に掲げた初の東北2議席はかなわなかったものの、「東北の命綱」である高橋ちづ子さんの議席を守ることができたのは貴重な成果です。
しかし結果的には、共産党は議席を2つ減らし10議席となりとても残念です。自民党は単独過半数を維持したものの議席を減らし、維新の会が議席を増やしたことは、今の政治に満足していないことの表れでもあると思います。政治を変えたいとの思いの受け皿に共産党がなれるよう、引き続き、野党の共通政策や党が掲げた公約実現のために頑張っていきたいと思います。みなさんの大きなご支援、本当にありがとうございました。
また、来年は参議院選挙があります。福島県民にとっても宝の議席、岩渕友参院議員の再選を何としても勝ち取るため引き続くご支援どうぞよろしくお願いいたします。