大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

五輪中止と子どもの観戦やパブリックビューイングの中止を県に要望

 みんなで新しい県政をつくる会で、申し入れを行いました。

 県労連の齋藤富春議長から、ワクチン接種(1回目)の進捗は人口比で15.2%、世界111位であることや、被災3県の被災者は、五輪が復興には役立たないと64%もの人がアンケートで回答したことなどを紹介し、中止すべきだと求めました。

 その後、参加した教職員や保護者などからは、人流が増えれば感染リスクが高まり子どもから家庭への感染が広がる懸念などが話され、観戦する場合でも少なくとも子ども本人や保護者の了承を得るべきだ、観戦を拒否した子どもたちが不利益を被らないようにするべきだと求めました。

 参加した医療関係者は、これまでコロナ対応で心身共に限界な状態が続いており、使命感で働いているが、救える命が救えず本当に辛い状況だと切実に訴えました。地域のお祭りも中止せざるを得ない状況が続いているのに、五輪だけなぜやることができるのかと疑問と怒りの声が相次いでいるということも指摘しました。

 

 一般の観客がどのくらい来場するか、チケットの販売状況などの情報はすべて組織委員会が持っており県は分からないとの回答でしたが、県として決断できる子どもの観戦中止やパブリックビューイングなどの中止を求めました。

 オリンピックのためならなんでもありという政府の姿勢を変えなければなりません。県としても声を上げていくべきです。

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