大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

新規就農者と地域サポートを考えるシンポジウムに80人が参加。意見交換と学びの場に

 二本松市の男女共生センターで「新規就農者と地域サポートを考えるシンポジウム」が県農民連などの主催で開催されました。第一部では5人のパネリストの方が発言。梁川町会津美里町の新規就農者の方は、食料自給率が低下する中、自分たちの野菜で食卓を囲んだ暮らしなどを目指し就農したことなどを発言。ベテラン農家の方々やその地域になじむことや農業分野での女性の地位向上についての話など話されました。

 二本松市で新規就農者を受け入れている方は、「新規就農者が独立したあとの定着を図るため、地域とのつながりづくりも含めてサポートしている」と話しており、とても親身な支援だと思いました。個人の努力にとどめず、各地でこうした取り組みが展開できたらと思いました。

 県農業経営・就農支援センター担当者も出席。相談に来た人が、農業で長く暮らしていけるよう、「この地域はコンビニがないよ」など県内の生活環境などの現実的な部分も率直に伝え、励ましながら相談に応じているとのことで、真剣に取り組んでいる様子が感じられました。

 実感のこもった熱い発言が続き、大変充実した時間となりました。

第一部・シンポジウム。前方にパネリストの方々

第二部・講演会