大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

梁川町で「囲む会」。子や孫の世代も安心して暮らせる社会を

 梁川町で「囲む会」を開いていただき、伊達市議の佐藤きよじ市議、近藤眞一市議とそろって参加しました。それぞれ議会の状況や県議選の結果などについて報告。その後、お昼を食べながら様々懇談しました。

 「耕作放棄地が増えている。自給率38%にまで下がっているし、災害時には餓死するしかないんじゃないか。農業問題どうにかしてほしい」、「免許を返した後の交通手段の確保は本当に重要だし急務。市議団とも連携して頑張って」、「農家は国民年金だがとても生活できない。年金制度は崩壊している」、「原発で出た汚泥はどうするつもりなのか」、「ALPS処理水を流しているが、そもそも地下水の発生量を抑えなければいけないと思うが」、「震災後、梁川町は市がCエリアに指定し除染を行わなかったが、除染はやっぱりやってほしい」など、本当にいろんな意見が出されました。

 農業については、日本の農家への直接支援はわずか3割でそれをヨーロッパ並みに引き上げ農家の所得補償を行って、農業で暮らしていけるようにすることが必要です。免許返納後の交通手段は、伊達市のデマンドタクシー「のってみっカー」の利便性向上が待たれています。

 汚泥について国は再利用を狙っていますが、梁川町では県外の廃棄物を搬入してバイオマス発電を行う方向です。「原発事故を経験した福島県でこそ、県外の廃棄物を受け入れないということをしっかり表明してほしい」という意見もありました。

 「私たちが意見を言い、投票に行くことが本当に大事。子や孫に明るい未来を渡すために、自分たちの力で変えていこう」という発言もあり、大変励まされました。

 ランチタイムには、世界的尺八奏者の橘梁盟(たちばな・りょうめい)さんの演奏。先日、いわき市のじゃんがら念仏踊のメンバーとともにベトナムに行ってきたそう。橘さんは何度もベトナムに足を運び、演奏をしています。ベトナムの曲も披露してくださいました。

 「今日は直接話せてよかった」との声もあり、「これからもやっていこうね」と和気あいあいのうちに散会しました。

佐藤きよじ市議が、選対本部長として県議選について報告

近藤眞一市議は、開会中の市議会について報告

私も県議選結果や、明日から始まる議会についてお話ししました。

尺八を吹く橘さん。後ろに線路があり、時々阿武急が走っていました。