大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

学生の実態調査ー県立医大

 県立医大の学生の状況や大学の取り組みなどを伺いました。

大学院生を含めると約1400人の学生がおり、医学部は794人、看護学部は341人。医学部は7割が県外、看護学部は3割が県外とのこと。

アルバイトをしている学生は少ない(授業時間との関係でバイトが困難)ことや、医療従事者確保のため、県も市町村も奨学金制度を持っており、そうした奨学金を借りている学生が多いこともあり、経済的に困窮している学生は比較的少ない様子。

 少数ではあっても、経済状況がコロナによって急変した学生がいるため、教職員からの寄付を財源にして学生への支援を行うとのこと。「長期的な支援を県にお願いしたい」と。

 座学はオンラインで対応可能だが実習などは延期してきたとのこと。緊急事態宣言が解除されたので実習も再開する方向とのことでした。

 

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 一般の大学でも、手厚い奨学金制度があれば学生がバイトなどに頼らずともお金の心配なく学べると感じました。