17日は宮本県議と新地町の調査へ。井上町議に案内してもらいました。
大堀町長は「家の外も中も大きな被害。町民みんなが被害を受けています」と。県への要望は「町の財政だけでは復旧・支援実施にも限りがある。激甚災害指定をしてほしい」、「職員不足で町内の被害調査が大変。人的支援がほしい」、「県としても住民目線の支援策を考えてほしいし、今ある制度はもっと知らせてほしい」などなど切実な内容です。
その後、実際に被害に遭われた住民の方から話を伺いました。
新しい住宅でも、大きな窓ガラスが割れたり壁にひびが入ったりしていました。
中には、「要注意」の判定を受けた住宅もあり、ちょうど屋根にブルーシートをかける作業をしていました。家主の方が中も見せてくださいましたが、壁はほとんど破れており窓ガラスが割れるなど被害の大きさを物語っていました。家財があちこち倒れ散乱しており、トイレなども壊れてしまったそうです。
また地震翌日の強風と大雨で、「あちこち雨漏りしていて大変」とのこと。大きなたるが各部屋に置かれ、壁はすべてプラダンを貼り、雨漏り対策がされていました。
ほかにもブロック塀が一面まるっと倒れているお宅もあり、あちこちで様々な被害があることが分かりました。
「保険に入っていても補償額がほんのわずか」など自力の復旧には限界があります。県として被災された方に見舞金を出すなど、直接支援が求められています。