大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

6月議会開会、知事の提案説明

 今日から6月議会が始まり、知事が提案説明を行いました。

  新型コロナ対策については、5月は医療提供体制崩壊の瀬戸際まで追い込まれたこと、現在はステージ2相当にまで改善したことなどを述べました。また、変異株については警戒が必要としつつも、検査の拡大などの対策は見られません。

 汚染水については、県内でも海洋放出に反対の声や風評懸念の意見が多くあり、誓いが十分に得られていないとしながらも、県は海洋放出を前提に風評対策を国に求めるのみです。県内ではすでに17の市町村議会が撤回などの意見書を可決しており、朝日新聞が県内の首長に行ったアンケート調査でも、7割が反対を表明しており、海洋放出に反対する県民世論は変わっていません。県もこの立場に立つべきです。

 農林水産分野では、凍霜害の甚大な被害についても若干述べました。また、福島のお米は「食味ランキング」で最高評価を得たことなどについても述べていました。

 県は余剰米対策として飼料用米への転作を求めていますが、せっかくのおいしいお米をエサ米にするのではなく、県が買い取ってコロナ禍で生活が困窮する人などへの食糧支援に活用すべきです。