11時30分頃、県北地区でも雹の被害が。雹が降ったのはほんの数分でしたが、果樹を中心に被害が発生し、福島市内の状況を宮本県議・佐々木優市議とともに調査。
福島市笹木野のなし農家の方は、去年の霜被害で収入が半減。幸い、収入保険に加入していたので、ほぼ例年並みの収入が確保できました。ほっとしたのも束の間、今度は雹被害です。
「30年間農家をやってきて雹の被害は初めて、急激な気候変動を肌身で感じる」と話します。「たまたま摘果作業の前だったため、傷が少ないものを残せばなんとかなるのではないか」と、去年よりは安心した表情でした。
傷がついた実も売れるような体制や、白色申告者でも収入保険に加入できる仕組みをつくってほしいと要望が出されました。また、離農者を出さないためには営農継続支援金のようなものが必要だと強く要望されました。