大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

第37回県農民連総会に会員として参加、「50年先を見据えて希望を語ろう」

 磐梯熱海で行われた県農民連の総会に、佐々木優市議と参加。お互い会員として参加しました。対面での総会は去年に続き2回目でしたが、今回からは懇親会も再開させました。

 冒頭の来賓あいさつでは、金子恵美衆院議員や神山悦子県議から、農業切り捨ての政治を一緒に変えていこうと力強い訴えがありました。他の団体や超党派の国会議員からも祝電が寄せられ、農民連の運動の幅広さをあらためて感じました。

 午前中は事務局長から議案の提案。「地球沸騰化」の時代のもと新たな課題も出てきています。そして食料自給率が38%ですが国は「海外から輸入して8割を保っているので大丈夫」と、まるで詭弁。

 一方、県内の状況を見てみると新規就農者が増えたり有機農業(アグロエコロジー)への関心が高まったり、前進面も見えています。農民連としても新規就農者の受け入れ体制を強化する方針です。

 午後は参加者からの発言。ある役員の方は「この50年間、日本では農政がどんどん悪くなり農家は厳しい状況に追い込まれてきた。でもこれから50年間で良くしていけると確信している」と自らの経験と重ねて発言。とても感銘を受けました。その後、会長からも「会員のみなさん、希望を語っていますか?」と。希望を語って前を向いて運動を進める先頭に立っている会長ならではの発言だと思いました。

 悪政をはねのけ、農業の発展を目指す農民連の力強さをひしひしと感じた総会でした。