全国で最大の原告者数である3600人余りが訴えた「生業裁判」。今日が仙台高裁での判決日、高裁としては初の判決となるため全国的にも判決内容が注目されていました。
午後2時、出された判決は「勝訴」!!!!!夕方、ニュースで見ましたが涙が出るほどの喜びがこみ上げてきました。
津波を予測できたのにもかかわらず対策を怠ってきた東電の責任と、今回の判決ではさらに踏み込み、「そうした東電の姿勢を改めさせなかった」として国に対しても同等の責任があると指摘し、国と東電に同等の責任を認めました。
さらに、一審では国と東京電力の責任を認め、総額4億9000万円余りの賠償を命じていましたが、今回は国と東京電力に総額10億円余りの賠償を命じ、この点でも前進した判決となりました。
国と東電の責任は明確です。国と東電は加害者としての責任を果たすとともに、県としてもこうした県民の思いを国東電にきちんと伝える立場に立つべきです。