県内全域での感染急拡大を受け、県議団で県に対し緊急申し入れを行いました。
県としてもまん延防止等特別措置の適用を国に求めており、今日にも国が決定する見通しです。
党県議団は県に対し、まん延防止を全県に適用させることと、中等症以下は自宅療養とする国の方針は撤回すべきなど、以下の5つを申し入れました。
- 蔓延防止等特別措置の適用は、県内全域を対象にすること。
- 自粛要請に伴う補償は飲食店に限定せず、売り上げ減少した全ての事業者を対象とし、協力金及び一時金の金額を引き上げること。
- 国のコロナ感染者の入院基準は撤回を求めること。必要病床確保のため、国が県境を越えた広域調整を行うよう求めること。
- 県は、コロナ感染者の隔離保護は原則入院を基本とするこれまでの方針を堅持すること。必要な病床確保を急ぎ、在宅療養者はなくすこと。
- 入院調整のため自宅療養を余儀なくされている感染者については、定期的な症状の把握とともに、症状悪化に機敏に対応できるよう医療機関との十分な連携を図ること。
知事は午前中に緊急会見を開き、まん延防止が適用になるいわき市以外にも県独自の集中対策を今月末まで呼びかけること、陽性者は入院を原則とするこれまでの対応を堅持することなどを考えていると述べましたが、正式には18時30分からの対策本部会議で決定します。