大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

梁川町のバイオマス発電計画白紙撤回を求める要望を受けました

 伊達市梁川地域市民のくらしと命を守る会の方々より、バイオマス発電計画の白紙撤回を求め、県としても対応をしてほしいとの要望を受けました。

 バイオマス発電と言いながら、建築廃材60%、廃プラ・紙くず糸くず40%を混合燃焼させる発電です。しかも立地場所が町の市街地で、風下には子ども園や小学校、商店街や住宅街があり、ダイオキシンなどによる影響が非常に心配されています。

 会のみなさんが集めた白紙撤回を求める署名は9000人以上(町の有権者の75%)が署名をし、市議会でも全会一致となっており、開会中の12月議会では市長が「(この計画は)容認できない」と、市民の立場で意見を表明しました。市民の声が、議会も市の対応も大きく動かしています。

 今日の要望では「秩序なき再エネ開発で県内でも各地から反対運動が起こっている。住民合意のない計画は認めないでほしい。追い風の裏で泣いている人が居ることを知ってほしい」、「この計画は発電ではなく産廃施設と言える。他県で出されたごみ年間8万トンを持ち込み、燃やすということは到底容認できない」とのことで、県の立場を質してほしい、一緒に国に求めてほしいとのことでした。

 これまでも繰り返し議会で求めてきましたが、住民の思いや市長の表明を力にしながら今議会でも引き続き求めていくとお話しました。

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