大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

要望をお聞きする会。災害対策、教員不足・多忙化解消、農林業の担い手確保など

 9日、12日と要望をお聞きする会でした。

 難病連や障がい者団体から、災害時の避難対応マニュアルの策定や福祉避難所の運営、避難所となる体育館などの施設整備などの要望が出されました。災害が続く中で、いつ災害が来るかわからない不安と、多くの災害を経験している福島県だからこそこうした対応をぜひ行ってほしいとの要望でした。

 教職員組合などからは、教員不足や多忙化を一刻も早く解消してほしいと痛切な要望が出されました。「定年延長後も仕事量は変わらないのに給与は7割。これでは働き続けられない」、「この10年間で事務量が増え、教員は忙殺されている。事務仕事方法など見直してほしい」との声です。

 農林業の担い手確保については、県も含め各団体で意識的に取り組まれていますが、やはり一人ひとりに寄り添ったきめ細かな支援体制が必要だとの意見が共通して出されました。JAからは、就農者の多様な相談にその場で対応できる体制が必要だとの指摘が。千葉県では「ワンフロア・ワンステップ」で就農者を支援する体制が作られており、福島県にもそうした場所が必要だと提案されました。

 学童クラブの支援員の方々からは、県が行う社会福祉施設への水光熱費補助を学童施設も対象にしてほしい、職員不足で過労死が起きている実態などが出されました。