大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

宮川県議の代表質問-汚染水海洋放出の反対、県民のくらし最優先へ

 知事選挙後、初の定例県議会が6日から開会となっています。

 9日には、宮川えみこ県議が代表質問を行いました。知事への質問では、3期目の県政運営として、原発対応、新型コロナ感染症対応、物価高騰対策など県民の声に真摯に耳を傾け、国に対して言うべきことは言う姿勢で臨むべきだと質しました。知事は「国に申し上げるべきことは申し上げてきた」と一般的に答弁するばかり。「汚染水の海洋放出や国の原発政策など、肝心な点で知事は何も言っていない。福島県の知事だからこそはっきりと言うべきだ」と、再質問でも質しました。汚染水の海洋放出について、知事は依然として国に丁寧な説明や風評対策を求めるばかりで、放出を前提にしていることは大問題だと指摘しました。

 知事選挙でも大きな反響を呼んだ学校給食費の無償化について、県のスローガンである「日本一子育てしやすい県」実現のためにも県としての実施を求めました。

 また、高齢者等へのデマンドタクシーなど公共交通の拡充について、県が無料等を行う場合、10億円(県予算は1兆円・復興予算を除く)で実施できることが明らかになりました。