大橋さおりのかけ歩き

日本共産党福島県議会議員・大橋さおりのブログです

福島市でも「フェミブリッジ」、政治を変えていくことは共通の願い

 30日までを「フェミブリッジウィーク」として、全国各地で行動が呼びかけられています。それにこたえて、福島県では24日、街頭宣伝が行われました。

 「フェミブリッジ」は「フェミニスト」と「ブリッジ」をかけあわせた造語です。

 一般企業で働く20代、30代の女性のほか、伊達市の島明美市議、福島市の佐々木優市議がスピーチ。私はトップバッターでスピーチしました(名前の50音順で発言)

 私は、「若い世代の声を議会に届けたい」と県議選に立候補したものの、いざ議員となると「女性」も議会の中ではまだまだ少なく、いろんな声を届ける必要性を実感するとともに、「女性ならでは」「若い人の視点で」と言われることに違和感がありました。先日の岸田内閣改造でも、「女性ならでは」発言が問題となりましたが、やはりその人個人の考え方や価値観を尊重していくことは引き続き大事なのではないかと思いました。

 他の参加者からは、原発事故当時の子育ての不安、生理の貧困など女性を取り巻く課題改善に向けて、女性と男性の対立をあおるものではないということ、性別はさまざまあること、など思い思いのスピーチでした。特に印象的だったのは、緊急避妊薬の課題についてのスピーチで「女性が自分自身の体のことを決められないことに疑問がある」という話がされると、通行人の人が立ち止まったり、発言者に注目する人が増えたり、やはり身近な疑問や率直な思いは多くの人の注目や共感を集めるのだなと実感しました。