17日~19日まで、総務常任委員会の県内調査でした。コロナ対策のため、泊りがけの調査は当選して以降初めてとなりました。
一日目は、県中地方振興局・学法石川・いわき地方振興局へ。県中地方振興局では、災害時に市町村に派遣するリエゾン職員の研修などについて質問しました。実際に派遣された際に、派遣先の自治体との連携がうまくいかず、迅速に県から情報伝達がしにくい現状があることから、改善を求めました。そうした現状は県としても把握しており、災害時の対応について市町村と平時から相談しているとのことでした。
二日目は、福島第一原発・原子力安全対策課の楢葉町駐在・富岡町へ。原発では、汚染水海洋放出のための建設工事現場を見学しましたが、県も地元自治体も了解していないなか工事を進めることは許されません。地震で発生したトラブルなどの対応について質問しました。楢葉駐在の職員は、毎日原発に行き監視を行っています。また、2011年の原発事故を受けて仮眠室などを設置しましたが、施設が活用されるような事態が起きないことを願うばかりです。富岡町では、県内外への避難者の実態把握や情報共有方法などについて質問しました。埼玉に拠点があり、県外への避難者とはそこで繋がっているとのことでした。
三日目は、福島ロボットテストフィールドと相双地方振興局へ。ロボテスでは水害などの災害時対応の訓練ができるようになっています。