コロナの影響で仕事がなくなるなどで生活に困窮する世帯が増加し、40歳代女性の自殺が2倍に増加していると報告されています。真っ先にクビを切られたのは非正規雇用の労働者で、その圧倒的多数は女性です。
また、各地のフードバンクには多くの市民や学生が食糧支援を利用しており、生理用品の配布も大変喜ばれています。
「みんなの生理」という支援団体の調査では、生理用品の入手に苦労した学生が20.1%、生理用品でないものを使用した学生は27.1%もいたそうです。
以前も紹介しましたが、生理の貧困が全国的な課題となる中で県も生理用品の配布を行うことを決め、男女共生センターや青少年会館などの窓口での配布や女性トイレにも設置することになりました。
県内では、南相馬市や西郷村がいち早く取り組み、郡山市やいわき市は学校の保健室で配布しています。県議団としても、学校のトイレに設置するよう求めています。